青春の箱の中に [つぶやき]
私鉄沿線にある喫茶店の窓から交差点を通る人の姿をみていると
そのなかに一人の若者がいました。
若者はただ立ち尽くしてしばらく動きませんでしたが誰かを待っているのか周囲を見渡して携帯電話で連絡をしているようでした。
やがて若者の姿は私の視野から消えました。
携帯電話がなくアパートにも電話がなかった頃の通信手段は手紙でした。
友人のお父さんが危篤になって、電報を受け取るのも遅くなってしまい、
お父さんの死に目には会うことができませんでした。
その日彼は大粒の涙を流していました。
男の人が泣くのを私ははじめてみました。
青春は間に合わないもの
いつも陽水の歌のように傘がないのです
いかなくちゃ 君に会いにいかなくちゃ
君の町に行かなくちゃ 傘がない
交差点で佇む若者を見ていてそのフレーズがなんどもなんども流れていきました
私にもたくさんの青春の思い出があります
ほんの何年かの短い時ですが。
とおりすぎたあの町この町の交差点
喫茶店やスナックでおそくまで語り合ったことがよみがえります
まだあのお店あるのかしら あの街角に 灯りをともして
物思う秋 [つぶやき]
格子戸の素敵な家屋を利用したギャラリー
夢見地蔵がぎゃらりー寧々房の入り口にありました
触ってもいいようです
陶芸をやっていた主の方の作品のようです
女性の方です
仏像 地蔵 観音様 区別がつかない私です
仏像オタクの友人に聞けばいろいろ説明が聞けそうですが
構えなくても仏像が好きになる年齢になってきたみたいで2階に上がり
床の間などに飾ってあった仏像をみていると一体くらい家にあってもいいかな
と感じました。 後ろにあるのは骨壺です。
足を組んでいる姿や手のポーズなどみているとなぜこのポーズが美しく
そして心癒されるのか不思議に感じます。
しかし、友人に話すと物は手に入れたときにはもう俗物になってしまう
というようなことをいわれあきらめようとおもいました。
それは、毎日いっしょに暮らすと空気のようになってしまうということか
がらくたになっても愛したいと思うのですが
やはり憧れているか心にそっと映像を焼き付けるべきものなのか
まだ物欲のかけらが残っている私には迷うところです。
物には執着を持たないほうですが
仏像のひとつくらい傍らに置きたくなったのです。
並べられた作品に秋の日が差して
こちらの銀の萱というギャラリーも仏像がお出迎え
こんなにたくさんはいらないのですがちいさなもの一つ欲しいなあ
癒されたい その姿に。合掌
夏はお好きですか [つぶやき]
もう夏がくるんだね
日差しが照りつけて
空がまぶしい夏が
駅に下りると路面が雨で濡れてました
空が泣いているようです
こうしてひと雨ごとに
夏が近づいてくるんですね
おもいきり水の中で泳いでみたくなりました
フラワーアレンジメント [つぶやき]
娘から写真が送られてきました
ナポリの街のようです
今日は母の日で花屋さんはお花を買う人でいっぱいでした
ケーキ屋さんも並んでましたっけ
昨年はカーネーションをもらったのですが
送られてきた写真でがまんするかな
イタリアで娘はフラワーアレンジメントを体験したようです
かなり鮮やかな色の花ですね
派手で明るくて造花みたいにも見えてしまいます
日本人は当たり前のように活け花ができるものと思われて
今度コンクールに出ろと進められているとか
ナポリの街のようです
今日は母の日で花屋さんはお花を買う人でいっぱいでした
ケーキ屋さんも並んでましたっけ
昨年はカーネーションをもらったのですが
送られてきた写真でがまんするかな
イタリアで娘はフラワーアレンジメントを体験したようです
かなり鮮やかな色の花ですね
派手で明るくて造花みたいにも見えてしまいます
日本人は当たり前のように活け花ができるものと思われて
今度コンクールに出ろと進められているとか
ひとめぼれ [つぶやき]
骨董との出会いは瞬時にひらめくことが大事だといいます
以前深川不動尊の骨董市でひとめで惹かれたアンティークの鳥かご時計
ちょっとした迷いがあり、ひとめぐりしてその場所に戻るともうすでに
人の手に渡ってしまったらしくなくなっていました。
後悔先に立たず同じものに巡りあうということは皆無に近いので
惜しいことをしました
残っているのは写真だけ
かごの中で時をきざむ鳥はいまどこにいるのでしょうか
谷中で似たものを見つけましたが小さい上に値段も高く
あきらめました
ひらめいたものはすぐ手に入れる 骨董に限っては
ひとめぼれが大切みたいですね
ミモザと卒業式と [つぶやき]
ミモザの花ってこんな花だったんだね
今が盛りみたい
イタリアでは女性の日にミモザの花束を男性からもらうそうです
3月の花なんです
さて今日はw大学も卒業式で晴れやかな空の下着物姿の卒業生が
そぞろ歩き
平和な光景です
ほんとにおめでとう
雨にたたられることも多い3月ですがラッキーだったね
これから社会に出ていろいろあるだろうけど明るく歩いていってほしいものです
イタリアからのたより [つぶやき]
留学先の娘からうれしい写真の便りがありました
南イタリアではこんな太い平うちパスタを食べるのでしょうか
美味しそうですね
バロックの古い建築で有名なレッチェは教会や学校など夜になると
ライトアップされてとてもロマンチックだそうです
ミモザの日3/7には男性が女性にミモザの花束をプレゼントする日で近くの雑貨屋の
イタリア男性に花をもらったとか
勉強してるのかな
春の光 [つぶやき]
梅が満開です
散歩をしていると香しい匂いがしてきます
光はまっすぐにさして
午後の公園 ブランコが揺れていて
こどもたちがとびついてくるのを待っているようです
こぶし 木蓮 桜 れんぎょう 次々と芽吹く季節がやってきます
ああ なにもいえません
春の息吹をこころいっぱい吸い込んで
私は今日も歩いている
どちらを選びますか? [つぶやき]
右か左か どちらへ行くか
右か左ならどちらか選べばいい
選択肢がもっと多くなるともっと迷ってしまうだろう
でも一本の道しかなかったらつまらない
選択しながら進む
それがスリリングなのかもしれない
歩いていれば必ず分かれ道はある
あのときが転機と思ったときはありました
それを乗り越えてきました
また分かれ道はあるのでしょう
この先に きっと