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外見と内面 [エッセイ]

ヤマユリが咲き乱れる頃です
あきる野市のカソリックの墓地に知人が眠っています
その人はとても美しい人でしたが一度も結婚することなく
独身のまま亡くなりました
ある時期から身なりにかまわなくなりいつも髪をたばねて
ゴムのスカートをはき歯は抜けたまま、両手には紙袋
をさげて歩くようになりました
以前のおしゃれで女優さんのような彼女を知る人は
どこかおかしいと思ったはずです
心にゆとりがなくなると人は身なりにもかまわなくなる
ものでしょうか
何があったのでしょうか
もともときれいな人だっただけに痛々しい限りでした
職場の同僚が奥さんの化粧品が多すぎてかなわないといって
いましたが美しくあろうとおもう心は健康な証拠
自分が外からみたらどうみえるかある程度は人にみられる
自分を意識し身ぎれいにしておくのも必要かもしれません
おいしいものが食べたいとかどこかへ出かけたいとか人に
好かれたいとかそういった気持ちはなくしたくないものです
今の季節 教会墓地のところどころに白いユリが咲いているでしょう
夏がきました
そろそろお墓参りにいきたいと思います
孤独だった彼女のために


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ゆうすげ

美しい人が変わってゆくのをみるのは
哀しいものがありますね、その人の
心になにがあったのかわかりませんが
心は自分の自由になるようでいて
もっとも遠いものになるときが
あります。彼女の記憶が美しい人の
ままであることを願いたいですね
by ゆうすげ (2007-07-25 22:23) 

きよたん

おもいやりがあり芯が強い人だったと思います
私はあまり美人ではありませんから身なりは
そこそこでもいいのですが美しい人は
美しくいてほしいなんて思ってしまいます
幸せは人にみせびらかすものではないですが
私はいつも自分が幸せだとおもっています
外見は変わらないのでせめて気持ちだけは
若くいたいもんですね
by きよたん (2007-07-25 22:55) 

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